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子供靴の買い替えのタイミングは?自宅で出来るスーパーフィットのサイズ確認方法について徹底解説

2024.12.18

子どもは毎日少しずつ大きくなるので、子供服なんかも「気づいたらもうピチピチサイズだ…」なんてこともあります。そんな成長を見越して、子供服は少し大きめのサイズを購入することもあると思いますが、子供靴はそうはいきません。

靴は「成長するから」と少し大きなサイズを履かせたり、「もったいないから」とギリギリサイズまで履き続けるのもよくありません。サイズが合わない靴を履き続けると、歩き方や骨の成長に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

毎日少しずつ大きくなる子どもの足の成長を守るためにも、定期的な計測や、サイズチェックは欠かせません。

今回は、特に高機能子ども靴『superfit(スーパーフィット)』を履かれているお子様向けの

・自宅で出来るサイズチェック方法

・年齢別の買い替えタイミングとは

を徹底解説します!

子供靴とつま先の余裕のお話

まず、サイズチェックをする上で必ず知っておいて欲しいのが『子供靴のつま先の余裕(長さ)』についてです。

子供靴のつま先部分には【捨て寸】【成長寸】と呼ばれる2つを合わせた長さが必要不可欠です。

捨て寸

捨て寸とは、歩行や運動時に、靴に指が当たらないようあらかじめ余裕を持たせた長さのことを言います。よくサイズチェックをするときに親指部分を押して確認することが多いと思いますが、これは捨て寸が十分にあるかをチェックしています。

この捨て寸は、大人の靴でも1~1.5cmほどつま先には余裕が欲しいと言われています。もちろん、子供の靴も同様、運動時の指の伸び具合を考慮した1~1.5cmほどのつま先の余裕が必要になってきます。

成長寸

子どもの足は毎日少しずつ大きくなっています。だからといって「大きくなることを想定して、捨て寸に余裕持たせた大きめサイズを買っておくか…」と今の足より大きめのサイズの靴を購入し履かせるのは良くありません。サイズが大きすぎてフィット感が損なわれてしまっては、せっかくの良い靴も意味がなくなってしまいます。

そこで子どもの足の成長を考慮したつま先の余裕は【捨て寸+成長寸】の2つを合わせた長さが必要になります。

成長寸とは、子どもの足が大きくなることを見越しあらかじめ余裕を持たせた長さのことを言います。スーパーフィットの木型に採用されているドイツWM規格(世界で最も優れた子供靴のための規格のこと)の規定値では、『捨て寸+成長寸=17㎜必要』と言われています。

この成長寸も考慮されたサイズで作られている子供靴なら、サイズが大きくなりすぎたり、1つ大きいサイズを買う必要もなくなり、その時のお子様にフィットするサイズ感で安心して履かせることができます。

買い替えのタイミングはいつ?

よく質問されるのが「どのくらいのペースで買い替えたら良いのか」という話です。

スーパーフィットは先ほどお話した捨て寸+成長寸の余裕を持たせた規格で作成されていますので、個人差はあれども「すぐ靴がキツくなり買い替えければいけない」ことはあまりありません。

タイミングとしては、

 ・4歳まで:4カ月に1回

 ・4歳以降:半年に1回

のペースで足の計測とサイズアップの靴の購入が望ましいです。また、小学校中学年くらいになると、買い替えが1年一回のペースになるお子様もいます。

なので、4カ月(4歳以降:半年)を迎えそうなタイミングで、ご自宅でセルフでサイズチェックをし、小児靴カウンセラーのいるお店にご予約いただくという流れをおすすめしています。

スーパーフィットのサイズチェック方法

基本的にスーパーフィットは、中敷きでサイズをチェックすることができます。

中敷き合わせのやり方

まず、ご自宅で、中敷きサイズチェックをされるときは、

立位時に(どこにも寄りかからずちゃんと足に荷重がかかっている状態)

裸足で

足の踵を中敷きの踵のカーブラインに合わせる

状態で合わせましょう。

そして、スーパーフィットには中敷きにサイズを確認出来る線が印字されています。

※一部モデルには中敷きの線が入っていない場合があります。その時のサイズの確認方法は次の章でお話します。

①履き始めライン:この靴を履き始めるのに適した長さの目安

②パーフェクトライン:この靴がジャストフィットする長さの目安

③サイズアウトライン:次のサイズに交換して良い長さの目安

 ※履き始めラインは、1つ前サイズのアウトラインの長さで設計されています

ご自宅で中敷きでチェックいただき、お子様の一番長い指が「サイズアウトライン」にかかったタイミングで来店予約をご検討いただくことをオススメしております。

中敷きに線が入っていない場合

一部モデルには中敷きの線が入っていない場合があります。つま先の余裕(中敷きのつま先部分から、お子様の一番長い指まで)をメジャー等で測っていただき、【7㎜以上】残っていればOKです。

つま先の余裕が7㎜以上残っていれば、多少靴の中で足が動いたり、歩行時に足の変化が起きたとしても、指が靴のつま先に当たる心配はありません。つまり、つま先の余裕が7㎜以下の場合は、もう靴のサイズを交換して良い時期と判断いただけます。

インソールを入れているお子様の場合

中には、スーパーフィット用のインソールを入れられているお子様もいらっしゃると思います。基本的にインソールご使用のお子様には、元の中敷きもお渡しするようにしておりますので、元の線の入っている中敷きでチェックいただくのが間違いありません。

インソールは、靴のサイズアップ2回分、ご使用いただけるように設計されております。靴の2サイズめにインソールを使用する時は、靴の中でインソールがずれないように、インソールに長さを足した加工をしている場合もあります。

そのため、インソールで長さサイズチェックをするのは少し難しいので、元の中敷きでご確認いただくのを推奨しております。(元の中敷きに線が入っていない場合は、つま先部分が7㎜残っているかをメジャーでご確認ください)

セルフチェックが終わったら、プロに見てもらおう!

小児靴専任スタッフのカウンセリング販売

レディースキッドでは、基本的に『日独小児靴カウンセラーの有資格者』と『小児靴カウンセラーから認定されているスタッフ』のみが対応させていただく【完全予約制】のメニューで、小児靴のカウンセリングやフィッテング、販売をさせていただいております。

現時点では、どちらも店舗常駐スタッフでないために、ご予約に関しご不便をおかけしてしまうこともございますが、子供靴を、安全・安心して履いていただくために、そして対応するスタッフによる認知や知識の違いで間違えた情報をお伝えしないためにも、小児靴カウンセラーと認証スタッフのみが対応させていただく形にしております。ご理解いただけますと幸いです。

①足の計測と、スーパーフィット選びメニュー

小児靴カウンセラーから認証された専任スタッフ・小児靴アドバイザーが足の計測と、お子様の足の特性に合うスーパーフィットをご提案いたします。

・スーパーフィットが気になっているので店舗で履かせてみたい

・すでにスーパーフィットを履いているけど、より合うデザインを選んでもらいたい

・サイズアップの時期なので、同モデルの1つ大きいサイズを購入したい(リピーター様)

そんな方にオススメのメニューです。

②小児靴カウンセラーによるカウンセリング

お子様の足や靴のことでお悩みの方へ、姿勢や歩行を含めたアドバイスを行うメニューです。
日本初の日独小児靴カウンセラーの有資格者に、直接ご相談いただけます。

・ファーストシューズ~3才までのお子様

・足、靴の専門的なアドバイスが欲しい

・インソール等をすでに使用されている、または検討している

このようなお客様は、こちらのメニューの対応となります。

小児靴カウンセラーのメニューでは、幅やフィット感の見極めだけでなく「どんな靴なら、身体全体が機能的にあるけるか」という身体の使い方の視点から、お子様一人ひとりの成長段階に適した靴を見極め、ご提案させていただきます。これは足の機能・歩行の機能そして上半身を含めた身体全体をみた上での靴選びは、弊店オーナーであり小児靴カウンセラーである小堤ならではのメニューとなります。

特にファーストシューズ、なにか足について気になられていることがある方は、一度は小児靴カウンセラーに見ていただくと、ご安心いただけると思います。

〇初回カウンセリング料:¥6,000(税別)

〇リピーター様カウンセリング料:¥1,500(税別)

※カウンセリング料の兄弟割引も行っています☻

お急ぎでスーパーフィットを購入されたい方へ

レディースキッドのもう一つの特徴として、『スーパーフィットの種類が豊富』なことが上げられます。同じサイズでも幅狭モデルから幅広のモデル、靴底の柔らかさ、デザインなど様々です。だからこそ実際に歩いているところを見ないと判断しかねる部分もありますし、出来れば専任スタッフか小児靴カウンセラーが歩行を見た上でアドバイスさせていただきたいところです。

しかしながら、お急ぎでご購入されたい方もいらっしゃると思います。そんな時は一度お問い合わせください。レディースキッドでのスーパーフィットの在庫の確認、そして対応についてご相談いただければと存じます。

また、ご遠方からお越しの方、池袋へ気軽にお越しいただくことが難しい方もご相談いただければ、ご来店時に2サイズ分まとめてご提案するなど、ご対応させていただくことも可能ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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スーパーフィットの子ども靴

子ども靴の選び方・よくある間違い

子ども靴の大切さ

沖縄の子ども靴

子どもに良い靴をこだわる理由

子どもの足を守る靴選び

子どもの健やかな成長のために靴ができること

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【もしもの災害でも子ども達を守る 】上履きを買う時に絶対に確認してほしいポイントとは

2024.09.11

こんにちは!

「ずっとキレイに歩きたい」を叶える靴屋・レディースキッド池袋店です☻

皆さんが子どもの頃学校に履いていた『上履き』を頭の中でイメージしてみてください。

きっと、この画像のような一本ベルトの上履きのデザインを思い浮かべると思います。

しかし、よく見る一般的な上履きは、成長期の子どもが1日中履き続けなければならない靴でありながら実は子どもの成長に適切な機能が欠けている作りなのです。

加えて、もしもの災害を考えた視点から見ても、災害時に子ども達を守ってくれる安全な上履きとは言いにくいデザインです。

今回は、

 ・災害時と学校の上履き

 ・成長期と学校の上履き

2つの視点から上履き選びが子どもに与える影響、そして『上履きを選ぶ時の絶対押さえておきたいポイント』をお伝えします。

災害時と学校の上履き

このブログを書いているレディースキッドのスタッフの話ですが、実は私の出身は東北であり、東日本大震災を経験しています。その時の私はまさに小学生、そして地震が発生した時間の私は学校にいました。

正直に言うと、地震が発生して避難するときにわざわざ上履きから外履きのスニーカーに履き替えている暇など一切ありません。私自身はまさに昇降口で履き替えているタイミングでしたが、学校内にいた子どもたちは、みんな上履きのまま校庭まで避難していました。

自身のお子様で想像してみてください。

学校内で避難するときの廊下は、窓ガラスが割れていて危険かもしれません。

学校の駐車場や校庭もすでに陥没しているかもしれません。

もしかしたら津波が来ると、上履きのまま高台に避難することになるかもしれません。

そんな時、ブカブカですぐ脱げてしまうような上履きだったらどうでしょうか。

いざというとき、子どもを守ってくれるような上履きでなければいけないと私は思います。

成長期と学校の上履き

もう一つ、一般的な学校の上履きで気になるポイントがあります。

それは『全員が同じ型の上履きを選んでしまっていいのか』という問題です。

同じ月齢の子どもでも、身長・体重がそれぞれ違うように足の幅も広かったり狭かったり、足の特性や歩き方だって、子どもによって様々です。

学校にいる間はずっと上履きを履いていると考えると、成長期の子どもが長時間履く靴として、上履きは子どもの足にピッタリ合っていて脱げない、そして成長を妨げない靴でなければいけません。

上履きを選ぶ時の絶対押さえておきたいポイント

ここまで上履きの在り方について

 ・災害時に子どもを守る靴

 ・子どもの成長を妨げない靴

という観点からお話しましたが、では「どんな上履きを選んだらいいのか」最低限ここはチェックしてほしいポイントを2つお伝えいたします。

①ベルトが締められるか

大人のパンプスと同じように、子どもの上履きも足にピッタリしていないと脱げちゃいますよね。

一般的な上履きは、ゴムベルト1本で作られていることがほとんど。

しかし、ベルト1本しかない上にゴム製となると、子どもの足の幅に合わせて靴を絞ることができません。それぞれの足の特性に合わせて調整が可能なベルトでないと脱げてしまいます。また、ゴム製のベルトは履いていくうちにゴムが伸びきってしまうので、よりブカブカな状態になりやすいです。

いい上履き例

ここで良い上履きを選ぶポイントとしては、ターンバック式という、折り返しが出来るベルトの靴を選んであげると◎

折り返しのベルトなので、足の内側(土踏まず側)外側、両方をしっかりと絞ることができ、確実に足を固定することができます。マジックテープタイプは、お子様の力でも簡単に調整することができるので安心です。

②全体的な強度・柔らかさ

この画像の上履きのかかと、結構ふにゃふにゃですよね。

店頭で上履きを触ってみたとき、

 ・上履きのかかとを指で押した時にグニャっと潰れてしまう

 ・縦にも横にもどこでもグニャっと曲がって(変形して)しまう

そんな靴は要注意です。

全体的に柔らかい上履きは
 ・踵を踏みスリッパのようなパカパカした状態で履き続ける
 ・脱げないように指をギュッと踏ん張ってしまう
などの足トラブルにも繋がりかねません

いい上履き例

成長期の上履きは、足の骨格を支えるという意味においてもある程度強度のあるものが望ましいです

・かかとにカウンター(硬めの芯)が入っている

・適正な位置(足が曲がる位置)で靴も屈曲する

・横にねじってもねじれすぎない

このあたりをチェックしてください。

子どもの成長を守るおすすめ上履き2選

ここまで上履きの選び方のポイントをお伝えしましたが、レディースキッドが自信を持っておすすめする上履きメーカーを2つご紹介します。

superfit(スーパーフィット)ストームホワイト

高機能子ども靴として、近年問い合わせが増えているsuperfit(スーパーフィット)

その人気型を、上履きでも使えるホワイトカラーに仕上げたタイプです。

2つのターンバック式ベルトに全体的な強度の高さで、しっかり足にフィットします。

だいたい年中さん(4歳)~6年生まで使用できるようなサイズ展開を取り揃えています。

ブランカ

幼稚園・保育園から小学校低学年のお子様に使用できるようなサイズ展開で作られた上履き。

一般的な上履きに近しい見た目ながらも、ベルト・かかとはもちろん足を守る機能性は抜群です。

そして、スーパーフィットのストームホワイトに比べると、幅狭の規格で作られているため、幅狭のお子様でもフィット感が得られる使用となっています。

 ■ブランカの特性が書かれた特設ページはこちら(フェルゼオンラインサイトに飛びます)

おすすめするポイント4選

①しっかり絞って足と靴を固定するターンバック式ベルト

②かかとをしっかり固定する強度

③自然と足が動く屈曲位置

④指・爪を傷めないつま先

子ども一人ひとりに合わせた靴選び・カウンセリング販売

superfit(スーパーフィット)のストームホワイト、フェルゼのブランカ共に、レディースキッド池袋店で販売しております。

ただ販売するのではなく、お子様一人ひとりの足の特性を見ながら、適合する木型・サイズ選びをする完全予約制のカウンセリング販売を行っています。

どうしてカウンセリングが必要なの?

特にsuperfit(スーパーフィット)は、WMS規格というドイツの子ども靴の製造規格に沿って作られています。ドイツWMS規格は「広め」「普通」「細め」と分かれているので、様々な足の特性のお子様にフィットしますし、だからこそ、ちゃんと適合する木型を選んであげなければ、せっかくの「いい靴」も台無しになってしまいます。

 ■もっと詳しく知りたいかたはこちら(レディースキッドブログに飛びます)

予約方法

現在、レディースキッドでは子ども靴のカウンセリング&販売として2つのメニューをご用意しています。

①足の計測とスーパーフィット選び

4歳以降のお子様で「上履き・スーパーフィットを試してみたい!選んでほしい」という方に向けて、小児靴の研修を終えたスタッフ:小児靴アドバイザーが足の計測と子ども靴選びのお手伝いをいたします。

②小児靴カウンセラーによるカウンセリングメニュー

3歳以下のお子様、インソールのご相談をされたい方、その他足・靴・歩き方で気になることがあって、より専門的に診てもらいたい・相談したい方にオススメのメニューです。

日本で初めて日独小児靴カウンセラーの資格を取得した、弊店オーナーが直々にお子様の足の特性を診て、靴選びのアドバイスをいたします。

 ※どちらのメニューも完全ご予約制となっております


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