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【もしもの災害でも子ども達を守る 】上履きを買う時に絶対に確認してほしいポイントとは

2024.09.11

こんにちは!

「ずっとキレイに歩きたい」を叶える靴屋・レディースキッド池袋店です☻

皆さんが子どもの頃学校に履いていた『上履き』を頭の中でイメージしてみてください。

きっと、この画像のような一本ベルトの上履きのデザインを思い浮かべると思います。

しかし、よく見る一般的な上履きは、成長期の子どもが1日中履き続けなければならない靴でありながら実は子どもの成長に適切な機能が欠けている作りなのです。

加えて、もしもの災害を考えた視点から見ても、災害時に子ども達を守ってくれる安全な上履きとは言いにくいデザインです。

今回は、

 ・災害時と学校の上履き

 ・成長期と学校の上履き

2つの視点から上履き選びが子どもに与える影響、そして『上履きを選ぶ時の絶対押さえておきたいポイント』をお伝えします。

災害時と学校の上履き

このブログを書いているレディースキッドのスタッフの話ですが、実は私の出身は東北であり、東日本大震災を経験しています。その時の私はまさに小学生、そして地震が発生した時間の私は学校にいました。

正直に言うと、地震が発生して避難するときにわざわざ上履きから外履きのスニーカーに履き替えている暇など一切ありません。私自身はまさに昇降口で履き替えているタイミングでしたが、学校内にいた子どもたちは、みんな上履きのまま校庭まで避難していました。

自身のお子様で想像してみてください。

学校内で避難するときの廊下は、窓ガラスが割れていて危険かもしれません。

学校の駐車場や校庭もすでに陥没しているかもしれません。

もしかしたら津波が来ると、上履きのまま高台に避難することになるかもしれません。

そんな時、ブカブカですぐ脱げてしまうような上履きだったらどうでしょうか。

いざというとき、子どもを守ってくれるような上履きでなければいけないと私は思います。

成長期と学校の上履き

もう一つ、一般的な学校の上履きで気になるポイントがあります。

それは『全員が同じ型の上履きを選んでしまっていいのか』という問題です。

同じ月齢の子どもでも、身長・体重がそれぞれ違うように足の幅も広かったり狭かったり、足の特性や歩き方だって、子どもによって様々です。

学校にいる間はずっと上履きを履いていると考えると、成長期の子どもが長時間履く靴として、上履きは子どもの足にピッタリ合っていて脱げない、そして成長を妨げない靴でなければいけません。

上履きを選ぶ時の絶対押さえておきたいポイント

ここまで上履きの在り方について

 ・災害時に子どもを守る靴

 ・子どもの成長を妨げない靴

という観点からお話しましたが、では「どんな上履きを選んだらいいのか」最低限ここはチェックしてほしいポイントを2つお伝えいたします。

①ベルトが締められるか

大人のパンプスと同じように、子どもの上履きも足にピッタリしていないと脱げちゃいますよね。

一般的な上履きは、ゴムベルト1本で作られていることがほとんど。

しかし、ベルト1本しかない上にゴム製となると、子どもの足の幅に合わせて靴を絞ることができません。それぞれの足の特性に合わせて調整が可能なベルトでないと脱げてしまいます。また、ゴム製のベルトは履いていくうちにゴムが伸びきってしまうので、よりブカブカな状態になりやすいです。

いい上履き例

ここで良い上履きを選ぶポイントとしては、ターンバック式という、折り返しが出来るベルトの靴を選んであげると◎

折り返しのベルトなので、足の内側(土踏まず側)外側、両方をしっかりと絞ることができ、確実に足を固定することができます。マジックテープタイプは、お子様の力でも簡単に調整することができるので安心です。

②全体的な強度・柔らかさ

この画像の上履きのかかと、結構ふにゃふにゃですよね。

店頭で上履きを触ってみたとき、

 ・上履きのかかとを指で押した時にグニャっと潰れてしまう

 ・縦にも横にもどこでもグニャっと曲がって(変形して)しまう

そんな靴は要注意です。

全体的に柔らかい上履きは
 ・踵を踏みスリッパのようなパカパカした状態で履き続ける
 ・脱げないように指をギュッと踏ん張ってしまう
などの足トラブルにも繋がりかねません

いい上履き例

成長期の上履きは、足の骨格を支えるという意味においてもある程度強度のあるものが望ましいです

・かかとにカウンター(硬めの芯)が入っている

・適正な位置(足が曲がる位置)で靴も屈曲する

・横にねじってもねじれすぎない

このあたりをチェックしてください。

子どもの成長を守るおすすめ上履き2選

ここまで上履きの選び方のポイントをお伝えしましたが、レディースキッドが自信を持っておすすめする上履きメーカーを2つご紹介します。

superfit(スーパーフィット)ストームホワイト

高機能子ども靴として、近年問い合わせが増えているsuperfit(スーパーフィット)

その人気型を、上履きでも使えるホワイトカラーに仕上げたタイプです。

2つのターンバック式ベルトに全体的な強度の高さで、しっかり足にフィットします。

だいたい年中さん(4歳)~6年生まで使用できるようなサイズ展開を取り揃えています。

ブランカ

幼稚園・保育園から小学校低学年のお子様に使用できるようなサイズ展開で作られた上履き。

一般的な上履きに近しい見た目ながらも、ベルト・かかとはもちろん足を守る機能性は抜群です。

そして、スーパーフィットのストームホワイトに比べると、幅狭の規格で作られているため、幅狭のお子様でもフィット感が得られる使用となっています。

 ■ブランカの特性が書かれた特設ページはこちら(フェルゼオンラインサイトに飛びます)

おすすめするポイント4選

①しっかり絞って足と靴を固定するターンバック式ベルト

②かかとをしっかり固定する強度

③自然と足が動く屈曲位置

④指・爪を傷めないつま先

子ども一人ひとりに合わせた靴選び・カウンセリング販売

superfit(スーパーフィット)のストームホワイト、フェルゼのブランカ共に、レディースキッド池袋店で販売しております。

ただ販売するのではなく、お子様一人ひとりの足の特性を見ながら、適合する木型・サイズ選びをする完全予約制のカウンセリング販売を行っています。

どうしてカウンセリングが必要なの?

特にsuperfit(スーパーフィット)は、WMS規格というドイツの子ども靴の製造規格に沿って作られています。ドイツWMS規格は「広め」「普通」「細め」と分かれているので、様々な足の特性のお子様にフィットしますし、だからこそ、ちゃんと適合する木型を選んであげなければ、せっかくの「いい靴」も台無しになってしまいます。

 ■もっと詳しく知りたいかたはこちら(レディースキッドブログに飛びます)

予約方法

現在、レディースキッドでは子ども靴のカウンセリング&販売として2つのメニューをご用意しています。

①足の計測とスーパーフィット選び

4歳以降のお子様で「上履き・スーパーフィットを試してみたい!選んでほしい」という方に向けて、小児靴の研修を終えたスタッフ:小児靴アドバイザーが足の計測と子ども靴選びのお手伝いをいたします。

②小児靴カウンセラーによるカウンセリングメニュー

3歳以下のお子様、インソールのご相談をされたい方、その他足・靴・歩き方で気になることがあって、より専門的に診てもらいたい・相談したい方にオススメのメニューです。

日本で初めて日独小児靴カウンセラーの資格を取得した、弊店オーナーが直々にお子様の足の特性を診て、靴選びのアドバイスをいたします。

 ※どちらのメニューも完全ご予約制となっております


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