靴の買い方選び方④ 〜品質の良し悪しを見抜いてお得なお買い物!〜
2021.04.07
靴を買われるとき、オシャレ!だけでササッと選んでいませんか?
「靴の買い方・選び方」特集では、
ピッタリな靴選びのポイントをお教えします!
4. 靴の買い方選び方④ 〜品質の良し悪しを見抜いてお得なお買い物!〜 ★本記事の内容はコチラです
誰しも、お買い物はお得にしたい!と思われるでしょう。
お買い得セール!と言われたら、心がなびいちゃうという方もいらっしゃるでしょう。
ただ、”お得”というのは、安いことだけではありませんん。
モノの品質・価値、そこからご自身が得られるベネフィットが、価格に見合っているか。
特に、靴を買うならばこの点は意識して頂きたいと思います。
安ければ良い、が通用しやすいアイテムと、通用しづらいアイテムがあると思いますが…
靴の品質保証の観点から考えると、確実に後者です。
(もちろん、高ければ高い程よい、とは申しませんけれど)
今日は、靴の品質が良いのかどうか、見分けるポイント、
だからお得なお買い物ができる、お買い物の達人になる!
をテーマにお伝えしてみたいと思います。
<本日のお話>
・そもそも、靴の価値って何だろう?
・品質を見抜く目を持つ。靴を手にとったら、ここをチェック!
・安い靴は、ダメなの?
・・・・・
▽ そもそも、靴の価値って何?どういう靴が価値がある?
ブランド価値などのお話は置いておいて…
その靴が、それだけの価値があるかどうか、をどこで考えるべきなのでしょうか?
① 足の保護
とても単純に言えば、足を保護すること。
現代社会において、裸足で歩けるところは…ほぼありませんよね。
まずは足裏を保護する、また、指先なんかも案外当たっていることがあります。
無意識のうちにちょっと擦っている痕跡が靴についていることは多いと思いますが
それも靴が保護し、感じさせていないとも言えます。
表面の皮膚は大丈夫でも、なんだか中の方がしんどい、痛い、ということもよくあります。
指の付け根の裏…なんかは、特にヒールパンプスなどは痛みを感じるという方が多いですが、
負担がかかりやすい箇所は、痛みがでやすいことも。
靴底や、中底の素材が、衝撃吸収の役割を果たしてくれることが、重要になります。
② 足の機能サポート
足の骨の位置関係(アライメント)は、とても重要です。
アライメントが崩れていれば、全身に波及していき、歪みの要因となったり、さらにはひざ痛や腰痛に繋がりかねません。
ですのでよくそれらに、インソールで対処しましょう、という話が出たりします。
ただ。この際にも大事なのは、足を支えるサポート力が、靴にあること。
(それが無ければ、どんなに良いインソールを使っても、効果は半減します)
簡単に言えば、必要な剛性(硬さ)があること。
力がかかって、足の骨の位置関係がぐらついても、それを支えるだけの強度が必要です。
…そのうえで、足にぴったりしている必要もあるのですが、
少なくとも、ふにゃふにゃの靴では、体重からくる荷重だけ考えても、支えきれないのは明白です。
靴の機能と言えば、通気性や耐久性など、素材によっての機能も多々あるのですが…
上記の①②は、そもそも靴って何のため必要?という根本的な機能なので、とても重要で、
それ以外は、靴の機能としては、付帯的な話とも言えます。
①②が、ご自身の足に対して適切に発揮される靴が、本当に価値がある靴なのです。
▽ 靴を手にとって…ここを必ず見てチェック!
さて。ではその意味で価値がある靴かどうかをどう見分けるかなのですが、
最終的には履いてどうフィットするかなのですが、
靴を見て、触ってチェックするだけでも、かなりなことがわかります。
・踵を後ろから見て、上から見て、の形が絞れているか
・踵を触って、硬いかどうか
・踵から前を触っていったとき、長く、前の方までその硬さがあるか
・靴底が、指の付け根で曲がるか?
・靴が捻じれすぎないか。
・靴を地面において傾かないか
このあたりは、ほとんどの靴のカテゴリーで
足との相性以前に、最低限確認すべきポイントです。
ただこれを1つずつ解説すると、とてもとても長くなるので…
またのお話にさせて頂きますが、
こんなポイントを見て、判断すればよいのね、
と頭に入れておいて頂けたらと思います。
▽ 安い靴はダメ?
販売店としては、
高価格の靴を買って頂いた方が、
と言いたくなりますが…一概に言うならば、それは販売側の都合です(笑)
様々な機能、仕様、フィッティング要素が足に合っていれば、価格は安くても、
その足にとってはとてもフィットしていて、良い靴、であるに違いありません。
とは言え、なかなかそう言える靴が出てこないことにも、理由があります。
安価な靴のほとんどが、下記のようなに見受けらるからです。
・サイズ展開が少ない。SMLは足に合う確率は非常に低い…
靴は、サイズを増やすと、かなり製造コストがかかります。
よって、SMLのようなサイズ表記で作るところがありますが…
5mm刻みでも、合う合わないが難しいのに、尚更合う確率は下がります。
・足を支えるフォルムになっていないことが多い
踵部分の形状のお話、これまでもしてきていますが…
こういったところをちゃんと作りには、
素材だけでなく、技術が必要です。
正直な話、大量生産でそれが出来ているところを見たことはありません。。
・見えないところの耐久性に欠ける
靴は、体重を支え、歩いたときの衝撃にも耐えねばなりません。
よって、靴の中の素材はとても大事。
クッションが…ではなく、むしろ、靴が崩れないためのパーツが
ちゃんと入っているか、その剛性がどれだけあるか、持つのか…
という点もとても大事。
単純に言えば、ちゃんとした靴を作るには、
材料も、技術も、とてもとても必要で、
簡単に、安価で作れる方法は、現時点では、在りませんと断言して差支えないでしょう。
そのあたりは、服とはだいぶ違うと思っています。
その分、良い靴は、長く使えます。
もし価格が高かったとしても、元は充分とれます。
とは言えデザインの好みも変わるし…長期間履き続けないから関係ない、
という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし。
足をしっかりと支える機能が無い靴で常に過ごしていたら…
その間ずっと足や身体への負担は大きいことととなり、知らず知らずのうちにダメージを与えています。
その時間による影響は…あとでは取り戻すことが困難な場合があります。
それを考えるからこそ、良い靴をしっかりと選ぶ目を持つことが、トータルで考えれば、
本当に良いお買い物、すなわち、お得なお買い物、と言えます。
それがリーズナブルに変えたら、なおさらお得なお買い物ですけれども。
<さらに詳しく知りたい方はこちらから>
4. 靴の買い方選び方④ 〜品質の良し悪しを見抜いてお得なお買い物!〜 ★本記事の内容はコチラです
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