靴の買い方選び方③ ~足に合うデザインは?〜
2021.04.07
靴を買われるとき、オシャレ!だけでササッと選んでいませんか?
「靴の買い方・選び方」特集では、
ピッタリな靴選びのポイントをお教えします!
3. 靴の買い方選び方③ ~足に合うデザインは?〜 ★本記事の内容はコチラです
靴と言っても、様々なタイプがあります。
パンプス、カジュアル、スニーカー…ご自身のファッションや生活シーンに合わせて、靴選びにおいて【デザイン】は外せない要素と思います。
ここまでお話してきたようなサイズの大事さ…は当然であるものの、どんな靴でも足に合う…わけではなく、デザインは見た目だけでなく、フィッティングの良し悪しにもとても関係してくるのです。
ということでここでは、”どんなデザインを選べば、足に合う靴に巡り合えるの…?”をお話ししてみます。
<本日のお話>
・足に合うかどうか…デザインから見るときのポイント
・足の特性と、相性の良いデザインとは
・同じような靴だけど…こっちは痛い、こっちは窮屈…なぜ?
・まとめ。デザインタイプ別、合いやすさ。
・・・・
靴が脱げる、痛い、というには理由となる要因がありますが、足の特徴と、靴のデザインとの、いわば”相性”によって、その要因が起きるか、気になるほどのこととなるのか、が変わります。
デザインによって、こんなことを考えておくべき、ということからお話していきます。
▽ 足に合うかどうか…デザインから見るときのポイント
①どれだけ甲を覆っているデザインであるか。
一般的に、パンプスが脱げやすいと言われるのは…甲を覆う面積が少ないから。
プレーンパンプスと呼ぶものは、指の付け根くらいまで、場合によっては指だけ?がおおわれています。
ここで、靴が足についてくる大きな要素ですから…この面積が小さければ、難しい靴と断定できます。
面積が少なくても大丈夫な足は…を語ると大変長くなるので、今回は解説しませんが、
甲が浅い靴を試し履きして、脱げやすい方は
・深めのデザインにする
・紐靴にする
などに選択を変えていくことが、無理ない靴を選ぶ、一番簡単なステップです。
② 足をとめる仕様があるか
単純に言えば、ストラップ付のデザインであるかどうか。
ストラップと言っても、
・甲に1本ベルトのようになっているもの
・足首を一周するようなもの
・ベルトが折り返す仕様のもの
などがあります。
1本ベルトは、足との関係…すなわち、その取付け位置がとても重要。
見た目との関係で、あまり太いと目立ちすぎるのが気になる…
という方もいらっしゃると思います。
太さもあったほうが望ましいですが…
位置と角度の方が、より重要とも言えます。
いずれにせよ、同じデザインでもストラップ付があるならば、
そちらを選ぶ方が、足には無理が少ないと言えるでしょう。
③ 前後は繋がっている?
セパレートパンプス、と呼ばれるデザインや、
もちろんサンダル類も、トゥから踵まで、アッパーが繋がっていません。
良い靴は、歩くときに踵がついてきます。
甲が深いデザインであれば、そこに甲がひっかかり靴を持ち上げていきますが、
プレーンパンプスのような靴でも、作りの良い靴は、前へ荷重がかかると、踵があがってきやすく作られています。
(その理屈は、今は割愛します。ちなみに、見るだけでは全くわかりません。。。)
ところが、セパレートの靴は…前後でわかれていますから、その機能が働きません。
よって、歩行中にフィット感を保つには、他の要素がよりシビアに要求されることでもあり、
合いづらい、すなわち脱げやすい…という方の割合は多くなります。
④ 靴底が曲がるか、厚底はOK?
近年ずっと、厚底靴も人気アイテムの1つです。
ファッションとして、または、足が長く見えるから…などの理由で、好まれる方も増えていますね。
ただ、この厚底靴も、選ぶには注意が必要です。
まず、厚底の靴は、底が曲がらないものが多いです。
余程の素材に工夫されていれば曲がるとは言え、その範囲はほとんどの靴で限られてしまいます。
そうすると、足が歩くときに、本来したい動きをしてくれません。
当然、靴が足にフィットしたままにはならないので、足が靴の中で浮いたりして、脱げてしまいそうになる靴が多くなります。
そしてもう1つ。
歩き方が、理想的にはなりえません。
これは、いくつかの理由があるものの、ちょっと難しいので、理屈は追々お話していきますが・・・理屈を理解するかどうかは別として、ほとんどの女性に関係してきます。。
ですので今の時点で頭に入れておいて頂きたいのは、
・綺麗な歩き方をするには、身体の使い方がとても大事
・それでなくても歩けるが、無意識にうちに、膝や腰などに、大きな負担がかかっている
ということです。
よって私は、厚底靴は、試し履きで歩いて頂く様子を見て、
・おすすめできるか、
・やめておいて頂いた方が良いか…
を判断しています。
▽ 足の特性は、靴の選択を決めていく…くらい重要。。
実は、痛い、脱げる…といった原因の大きな点として、
足のいくつかの特性があげられます。
・柔らかい足
・幅が、狭い、または広い足
・扁平足や、開帳足などと言われる状態に近い足
・踵の骨の大きさや、形状・角度
これらは、靴と足が合っている、という状態を
歩行中にキープし続けることが、なかなか難しいのです。
また、感覚的に足に無理が無いということと、
なかなか、ふかーい話になりますので、これも機を見てお伝えできればと思っています。
じゃあ、私の足の特性はどうなの?今どうやって靴選びしたらよいの?
と気になられる方は、
是非お越し頂いて、足をチェックさせて頂くのが手っ取り早い、、とは言えます。
▽ 同じようなデザインでも…痛い・窮屈、こっちは大丈夫…なぜ?
ここまでお話したように、靴のデザインタイプによって、フィッティングの良し悪しは変わります。
じゃあ、このあたりのデザインなら大丈夫ね!
とはならない場合も、残念ながら多くあります。
・ステッチ
・素材
・曲がる位置
・足に対して余裕があるか、ありすぎるか
というような要素があります。
・ステッチ
デザイン、または製法上、いくつかのパーツを縫い合わせている箇所が、かならずあります。
それが、足に対して、どこに位置するのか…は重要。
縫い合わせ、すなわちステッチのある位置は、当然硬く柔軟性が少なくなります。
それが、指の先あたりに位置していたりすると…違和感や、痛みに繋がりやすかったり。
足それぞれで細かく違いますから…それこそデザインのほんのちょっとした違いだけで、痛いかどうかが変わってしまうこともあるわけです。
・素材
これはお話しはじめると大変ですが…
皆さまも想像しやす要素ではあると思います。
革であるか、合成皮革であるのか。
スムースか、エナメルか、はたまたスエード(起毛素材)なのか。
素材が柔らかければ、足あたりが良い、すなわち力がかかっても痛みにくいですが…
反面、足をサポートする力が弱く、靴の中で足が動いてしまい、脱げやすかったり、痛みに繋がることもあります。
デザインとの組み合わせも含めて、素材によって良いフィット感となるかどうかは大きく左右されます。
ですので、試し履きをして、
『これの素材違いにしよう!』
と思われた場合、面倒でも、素材違いの靴も試し履きをしてみることをお勧めします。
▽ まとめ。デザインタイプ別の、チョイスアドバイス
パンプス(プレーン、+飾りなど)…
足がしっかりとしている方向けです。ヒールの高さが高ければなおさらに。
どうしても…という場合には、ストラップ付をお選びください。
ローファー…
甲は深めなので、甲でおさえられます。
ただ、紐靴のように絞れるわけではないので…
幅などがあっていないと、結局は前滑りを、足で頑張って止めることにも。
よって、サイズと幅は、しっかりと合うものを選びたいです。
バレーシューズ…
足当たりが良く、履き口はゴムで絞られるから、すぽっとは脱げない…という意味では楽に感じられる方も多いです。
ただ、柔らかいことが多いため、足のサポート力は限りがあります。
スニーカー、レースアップ…
甲も深く、紐で絞れるので、やはりフィッティングや足を保持するという意味ではベストです。
ファッションに応じて、スニーカーなのか、レースアップパンプス等なのか…を選べたら素敵ですね。
とは言え、紐をしっかりと絞らなければ、意味がなくなりますので‥その点はご注意ください。
<さらに詳しく知りたい方はこちらから>
3. 靴の買い方選び方③ ~足に合うデザインは?〜 ★本記事の内容はコチラです
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