皆さんは、ご自身の足のサイズ、本当に知っていますか？

ピッタリな靴選びのための第一歩、まずは正しい足のサイズを知ろう！

 

1. 靴のサイズ選び　基本のき
2. 足の形と靴の種類　　★本記事の内容はコチラです
3. 自分に合った靴とは？
4. ピッタリの靴の見つけ方

足の形と靴の種類の相性、お教えします！

足の形によって、合いやすい靴の形があるんです

 

靴選びに特に大事なのは、
長さ
足幅
足囲
と前回の記事でお伝えしましたが…

 

もちろん、靴によって合う・合わないの要素は他にもあります。

 

我々専門家でないと見分けにくいところもありますが、ある程度の目途としてはやっぱり「靴のデザインカテゴリーや、形」によって、見るべきポイントはあります。

 

 

【本日のおはなし】

・靴のデザインと、靴の快適さは、密接に関係する

・足先とトゥの形の基本的な相性

・綺麗な靴は、我慢が必要？

 

そもそも、様々な足のタイプの方に合わせやすい靴は、スニーカーなどの紐靴。

これが、だんだんにローファー、そしてパンプス、、となると合わせる難易度が上がっていきます。

 

単純な話ですが、

甲を覆う面積が大きいデザインで、さらに紐やベルトで調節できる仕様の靴が、一番合わせやすいといえます。

 

逆にいえば、
靴の形と足の形が、厳密に合っていなくても…それなりな快適さで履けてしまう、ともいえるのです。

 

さて、足の形と、靴の形としてはよく、指先の並びの話が出てきます。

・エジプト型
・ギリシャ型
・スクエア型

というのは聞いたことあるでしょうか。
足先の形状を特徴別に分けた表現で、それぞれ、指先の並びがこんな感じになります

 

 

一般的には

『エジプト型』は、親指が長いので、オブリークトゥと言われる形が無理が少ないです。

『ギリシャ型』はラウンドトゥ

『スクエア型』はスクエアトゥ

が合いやすい形です。

 

 

見てお分かりの通り、
足先の形状の特徴と、靴の形状との組み合わせが違ったら、足に無理がかかります。

特に足指の部分に圧迫がかかるので、痛くなったり擦れて赤くなったりしやすいです。

 

ですので、この指先の形の相性はとても大事。

わかりにくかったら、中敷きを外せる靴ならば、その上に足をのせてみるのは１つの方法です。

 

（ただ、ここでも注意ポイントがあります。
中敷に足を乗せてみて、中敷の形に足がピッタリ収まっていればOK！

・・・と思いがちですが、実はそうではないのです。

足は立体的な形状をしているため、中敷から、足は少しはみ出るくらいである状態が、「靴に対して」足が合っている状態ということになります。

このような、細かな見極めはちゃんと経験がないと外れることがあります。。）

 

自分の足の形に合った靴を選ぶと、綺麗に見える

どんな靴を綺麗と思うか…
好みは様々です。

 

ただ
綺麗で格好良い靴の代名詞やイメージとしては
・ポインテッドトゥ
・ピンヒール
・ハイヒール
であるのは、時代によってもそれほど変わらないかもと思います

 

ヒールについては、別に書きたいのですが、
ローヒールでも最近はポインティッドトゥは多いですし、
今回はポインティッドトゥという形を考えてみます。

 

ポインティッドトゥは、先が細い＝幅が狭くなります。

 

でも、そこまで突出して中央の指が長い人…はほぼ居ないですよね。。
（注：たまにギリシャ型の人はポインテッドトゥが合う…と言われたりしますが、そこはフォルムの印象が強すぎると思います。
確かに、他の型の足よりはギリシャ型の足の方が、ポインティッドトゥを履きやすい可能性は高いですが、「相性が良い」とまで言い切るのは、ちょっと短絡的です）

 

指のアウトライン（つまり、足指部分の全体のシルエット）が、靴のトゥのアウトラインと同じという人は居ないのです。

にも関わらず、靴を履いたときに足が靴に押し込まれて同じ形になる…なら相当の無理があるはず。

 そして、どんなタイプの足と靴であっても、足指がトゥの先端に入り込んだら、左右から圧迫が強く、足指には強く変形させる無理な力がかかります。

 

よって基本的には、捨て寸がしっかりとれている
＝先の細いところは空間として確保されていて、指はその手前までにおさまっている
ということが必要となります。

 

 

また、同じポインテッドトゥで先細のデザインと言っても、

アウトラインは結構違っています。それぞれ、

・前足部の収まりやフィット感
・指への圧迫度合い

などが異なり、足に無理をかけやすいかどうかも変わります。

 

1mm程度の微妙なラインの違いが、明暗を分けることがあります。

 

わずかだけ膨らみがあって、アーモンドトゥに近いシルエットも最近は多いです。それにより、綺麗だけど無理が少ないという靴が生まれてきたのは、木型が研究されてきた結果でしょう。

 

よって、フィッティングはかなり繊細ではあるものの、形の相性があえば、”綺麗なポインティッドトゥの靴は絶対無理がある”とは言い切れず、比較的快適に履いて頂けるポインティッドトゥの靴もあると思います。

 

「足のトラブルがないこと」「足の健康を阻害しないこと」は美しさと同じように大切！

もちろん、歩行時に起きる足や指の動きにもよって、歩いたときに出てくる問題点もあるので、形だけの話では済みません。

そしてそもそも足長やワイズ（足幅）が合っている靴でないと、ここまでの話がほぼ意味をなさなくなりますので…まずその点は必ず合う規格を選ぶことが必須です。

（以前の記事をご覧いただいていない方は、是非ご一読ください）

 

少し回りくどくなりましたが…上記をすべて踏まえた靴選びができれば、”しゅっとしたシルエットで綺麗！”と思える靴でも、足に絶対無理があります、とはならないのです。

 

ということで…

 

・靴のデザインや形によって、選ぶべき靴は変わってくる
・足先の形と靴の形の相性、それを無視すれば無理がある。
・綺麗なとんがりパンプスでも、形状が合えば我慢不要

 

などを頭に入れて、靴選びをしてみてください。
もちろん、迷うことも多いでしょうから…
専門的な知識があるお店に相談しながらがおすすめです。

 

「専門のシューカウンセラーに自分のサイズを見てほしい！」という方は、ぜひこちらから来店ご予約くださいね。計測は無料で承っております。

 

「さらに詳しく自分の足の形状の特徴や、合う靴のタイプを知りたい！」という方は、足骨格診断というサービスもございます。

 

---

サイズについて、その他の記事はコチラから♪

 

1. 靴のサイズ選び　基本のき
2. 足の形と靴の種類　　★本記事の内容はコチラです
3. 自分に合った靴とは？
4. ピッタリの靴の見つけ方

 

 

少しでもお悩みや気になる点がある方は、以下よりご予約くださいませ。

経験豊富なシューフィッターがお待ちしています。

---

▼　フィッティングなど、ご予約・ご相談はコチラより！

 

▼　サイズ豊富な婦人靴専門店　レディースキッド　各種情報

公式ホームページ	www.ladieskid.jp
288サイズパンプス（i/288）　ご案内	https://ladieskid.jp/i288/
小さいサイズ、大きいサイズ　ご案内	https://ladieskid.jp/size_cm
インポートスニーカー等 ブランドコレクション	https://ladieskid.jp/collection
店舗案内	https://ladieskid.jp/shop_ikebukuro