靴のサイズ選び　基本のき

 

皆さんは、ご自身の足のサイズ、本当に知っていますか？

ピッタリな靴選びのための第一歩、まずは正しい足のサイズを知ろう！

 

1. 靴のサイズ選び　基本のき　　★本記事の内容はコチラです
2. 足の形と靴の種類
3. 自分に合った靴とは？
4. ピッタリの靴の見つけ方

 

足のサイズは「長さ」だけではありません

 

靴を選ぶとき…とにかくサイズ！足のサイズ！

…は、皆さん当たり前にされているでしょう。

 

でも。

 

しっかりと計測したことがある方の割合は少なく…
『正確に測ることは絶対に必要！』
はもちろんお伝えしたいのですが、
ここでは、もう一歩踏み込んだお話を。

 

【本日のおはなし】

・靴が合わない、悩みがある…選び方が間違っている？

・指が当たって痛いのは、サイズが小さいからではありません！

・靴のサイズ＝足のサイズが、間違いを引きおこす。

 

靴選びはどんな風にされているでしょうか？

靴屋さんに行き、気に入った靴を手により、サイズを出してもらって
試着してみる。
気になるようだったら、サイズを変えてもらったり…。

 

それで快適なものが見つかれば良いのですが、多くの女性が、

・痛い

・脱げる

・疲れる

が解消されることが少ない、結果、合う靴なんて巡り合ったことない！
と思われているように思います。

 

そうやって、靴選びは難しい、靴は結局無理がある…
と思われてること多いのですが…

では、
足に合わないのは…何が合っていないから？

をはっきりと言える、または靴屋さんに説明されているでしょうか？

 

それがはっきりしなければ、
履いてみてのあてずっぽうとなりますし、
靴を変えても、なんだか悩みが解消されない…
への対処方法が見つかりません。

確かに、足の形状は複雑ですし、そこに体重がかかって動くのですから…
難しいのは確かで、これらの原因は、様々にあります。

 

でもその中でも、間違えの大きな要因となるのが、
靴選びを、
『長さを基準で選ぶ』ばかりであること。

 

足のサイズは？
と言われれば、
足の長さと思うのが一般的でしょう。

 

もちろんそれは必須ですが…
それだけで選ぶから、
合わないこと、無理があることが多いのです。

 

サイズ（長さ）以外に、絶対に知っておくべきなのは
足の寸法として、

『足幅』『足囲』

の数字。

これらは、JIS規格でも設定されており、足囲は”ワイズ”と呼ばれています。

このワイズが合っていないと、靴は本当には合いません！

なぜなら、多くの靴の作り（デザイン）が、
この部分で靴と足とを、
ずれないように固定することになるからです。

 

ここに余裕があり、隙間があれば…
足は靴の中でずれてしまうので、
不快に感じたり、スムーズに歩けなかったり…
色々と不具合が起こります。

 

特に歩く時は、接地すれば地面との摩擦で靴は止まりますが、
足は前へ動く力がかかりますから…靴と足のフィットに余裕があれば、
靴の前の方へ足がずるっと滑ります。いわゆる”前滑り”です。

 

結果、一番起こるのは、
『指先が当たって痛い！』
ということです。

そして、この時、

『この靴、長さが短かかった』

『この靴、幅が足りないんだ』

なんて考えてしまって、さらに靴選びをしてしまうと…
一瞬良いように感じてしまうことが多いのですが、

（本当は）より足に合っていない靴を選んでしまう！

ということになりがちで、よくある間違いなのです。

 

本来は、足幅、ワイズが大きすぎてずれているだけで、
よりそこが絞れていて、足にフィット感があるものであれば、
同じ長さであっても、指が当たるなどはありません。

 

 

私たち、専門家的には、もっと多くのポイントを見ています。

ワイズが大事！幅が大事！という方も増えてきましたが、、

それだけでは到底語れませんし、悩みは解消しきれません。

 

足の指、各関節の位置関係、脚との関係性、歩き方…

 

考えるべき要素は沢山あり、こんなに大変なことはありませんｗ
（もちろん、全ての方がというわけではありません）

 

特にパンプスは、足を覆う面積が少ない分、非常にシビアです。
サイズとワイズは当たり前、それ以外の寸法もそうですし、
足が動くときにどう変化するのかもあります、
それらがフィット感に繋がりやすいので、
難しいですし、簡単に選ぶべきものではありません。

 

とは言え、ワイズや幅がフィッティングにおける大きな要素であるのは確かで、
まずはそれらが合っている靴に変えてみれば、
悩みの多くが減る方が多いので、そこはクローズアップされはじめてきています。

 

ですので、正確なワイズや足幅を知るということは、
靴を履く生活をする以上、必須なこと！
と覚えて頂きたいと思います。

そして、正確なワイズ・足幅は、自分で測ることが非常に困難なので…
ちゃんと測り方のわかる方に測ってもらうべきですね。

 

※　機械計測も、目的によってはあまり意味をなさないのです。
そのお話はまた次回以降に。

 

最後に。

長さを軽視する話ではなく、あくまでそこが正しい前提なのですが、
念のため補足しておきます。

さすがにご存知の方は多いと思うのですが…
長さは、指先に1～1.5cmほど余りがあること。
いわゆる”捨て寸”のある靴を選びましょう。

 

そして、靴のサイズ表記を信じすぎず、
実際に、靴と足の実寸でどのような関係かを判断基準にしましょう。
サイズ表記は、足入れサイズといって実寸ではないので…
作り手が設定している表記でしかありません。

 

ですので、様々な要素の中で、快適に履けた靴の”サイズ”が
必ずしも足の実際の長さではありません。

 

それなのに、履いている靴のサイズで、
足のサイズとして覚えている方、結構多いです。

 

そしてその履いている靴選びが、そもそもあっていなかったら…
なおさらご自身の足サイズの認識にずれがある可能性があります。

 

その点は本当に注意して頂けたらと思います。

 

 

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1. 靴のサイズ選び　基本のき　　★本記事の内容はコチラです
2. 足の形と靴の種類
3. 自分に合った靴とは？
4. ピッタリの靴の見つけ方

 

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そんなこんな言われると迷っちゃう…という方は、
専門店にご相談くださいね。

（蛇足ですが…靴だけを扱っているという意味での専門店ではなく、
靴やフィッティングをちゃんと勉強した人がいるという意味での
専門店で見て頂くことを、おススメいたします）

 

 

少しでもお悩みや気になる点がある方は、以下よりご予約くださいませ。

経験豊富なシューフィッターがお待ちしています。

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