ヒール靴をカッコよく、キレイに履きこなす方法とは
2020.01.17
ヒールの高い靴を履いて颯爽と歩く女性の姿はカッコいいですよね。しかし、ヒール靴を履きたくても、「ヒール靴を履くと猫背になってしまう」「つま先が当たって痛いし、靴擦れしてしまう」というお悩みをお持ちの女性の方もたくさんいらっしゃると思います。ヒール靴をカッコよく、キレイに、そして無理なく履きこなすにはどうすればよいのでしょうか。
ヒール靴を履くと足が痛くなってしまう理由
ヒール靴を履くと足が痛くなったり、歩いていて疲れてしまったりと、さまざまな不調を感じる人は多いと思います。それはなぜなのでしょうか。
正しく履けていないからこそ負担が大きくなる
「ヒールの高い靴は足が痛くなったり外反母趾になったりするので、身体によくない」と考える方は少なくないのではないでしょうか。しかし、ヒールの高い靴でそういった不具合が生じるかどうかは、「そのヒール靴が足にフィットしたものであるかどうか」、そして「正しく履けているかどうか」にもよります。
何よりもまず、フィッティングの合ったヒール靴を選ぶことが大前提です。できればシューフィッターのいるお店で、足長や立っているとき・座っているときのワイズ(足囲)、つま先の形などから足の形に合った靴を選んでもらいましょう。その上で、ヒールがあっても重心をヒールの上にバランスよく載せてまっすぐな姿勢で歩くことができれば、巷でいわれるほど負荷をかけずにはける可能性があるのです。
ぺたんこ靴が良いとは限らない
「ヒールの靴は身体に負担が大きいから、ぺたんこ靴のほうがいい」とお考えの方もいらっしゃると思います。しかし、「すべての女性の足にはぺたんこ靴が向いている」とは言いきれません。ぺたんこ靴の場合は、ヒールの靴を履いているときよりもふくらはぎが伸ばされるので、ふくらはぎ等の筋肉が硬い方は、それがつらいと感じる方もいます。また、ヒールの靴の場合は身体の重心を少し前に傾けるだけで歩き出すことができますが、ぺたんこ靴の場合は、自力で足裏で地面を蹴って歩き出さなければならないので、それだけ歩き出すときのエネルギーが必要になることも、デメリットであると言えるでしょう。
ヒール靴を正しく履きこなすには
ヒール靴を正しく履きこなすにはポイントがあります。このポイントを意識すれば、ヒールの靴で颯爽と歩くことも夢ではなくなります。
骨盤や股関節、脚の筋肉がきちんと使えること
ヒールの靴を正しく履きこなすためには、骨盤や股関節、脚の筋肉のコンディションを整えることがいちばん重要です。身体を支えるための土台ともいえる骨盤や股関節の位置が正しい位置にあること、脚、特にももの裏をはじめとして理想的に筋肉がしっかり使えていることがポイントになります。この2つがクリアできれば、キレイにヒール靴を履きこなせる可能性が高くなります。
つま先立ちができるバランス感覚を持っていること
店頭では、ヒールの高い靴を希望されるお客様につま先立ちをしていただくことがあります。そのときに、我々は「この方はどういう動きをしてつま先立ちをするのか」というところを見ています。その上で、「この方はヒールの高さや足先の形がきちんと合っていれば、ヒールが高くても問題ないのではないか」と判断してヒールの高い靴もおすすめします。一方、「この方は、今はがんばってつま先立ちしながら履けているけれど、長時間履き続けたら不具合が出てくるのではないか」と感じた場合には、お客様のご希望やご感想も取り入れながら慎重にお選びします。
ヒールは太いほうがおススメ
ヒールの太さについては、歩くときの安定性から、できるだけ太いほうが良いと当店では考えています。細いピンヒールは確かにカッコよく見えるのですが、ヒールが細い分、きちんとヒールの真上に重心を乗せて歩くようにしなければなりません。そのためには、脚の各関節の位置関係がまっすぐになっていることが大切です。まっすぐになっていないと、脚の力が内側や外側にかかりやすくなり、歩いているとぐらついてケガをする原因にもなるので注意しましょう。
ヒールの高さはどう選ぶ?
ヒールの高さは、1~2センチ程度から10センチ程度のものまでさまざまなものがあります。これだけたくさんの種類がある中で、ヒールの高さはどのように選べばよいのでしょうか。
あまり無理なく履けるのは「3センチ」
ヒール靴をお探しの方で、特にヒールの高さのご希望がない場合は、たいてい「3センチくらいであれば身体に無理がないですね」とお客様にお話しています。少しヒールのある靴だと前に少し重心を移動させるだけで歩き出すことができるので、ぺたんこ靴よりも歩くときに使うエネルギーが少なくてすむからです。
ヒールの高い靴をおすすめできる方
「できればヒールの高い靴を履きたい」というお客様には、その方のお身体の状態を見て、「身体がこうなっているので、これくらいの高さがいいのでは」とお話いたします。足の構造上、足の長さは誰でも1歩ごとにも変化があるものなのですが、ヒールの高い靴を履くとその変化が少なくなるので、変化の幅が大きい方にはヒールの高い靴をおすすめしたりすることもあります。
ヒール靴の選び方はレディースキッドがアドバイスします
「デザインが素敵だから」と、見た目とサイズだけでヒール靴を選んでしまうと、身体に不調を生じさせることにもつながります。ヒール靴をカッコよく、キレイに履きこなすためには、まずヒール靴を履くための身体づくりはもちろん、自分の足に合ったものを選ぶことが大切です。レディースキッドでは、実際に計測をして、お客様の足にフィットする靴選びをサポートしておりますので、ヒール靴の選び方にお悩みがある場合はご相談ください。
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