21cmと27cmの女性が語る、靴が”選べない”という現実
2026.04.15
「どこに行っても、自分のサイズがない。」
この言葉を、私たちはこれまで何度聞いてきたでしょうか。
21cmの足を持つ方も、27cmの足を持つ方も、”一般的な”靴売り場に足を踏み入れるたびに、同じ経験を繰り返しています。選べないどころか、「履けるもの」を探すことだけで精一杯になってしまう。
それは、その足が特別すぎるからではありません。市場の構造が、彼女たちを置き去りにしてきたからです。
「どこにもない」は、気のせいではない
21cmや27cmの靴が市場に少ない最大の理由は、製造の効率化によって切り捨てられてきたからです。
靴の製造には、木型(靴の設計の基となる型)が必要です。サイズ展開には、サイズごとに新しい木型が必要になるため、それがコストに直結します。さらに、靴に使われている様々なパーツも、サイズごとに必要となります。大量生産が前提の市場では、最も多くの人に売れる「レギュラーサイズ帯」に生産を集中させる方が合理的です。
結果として、22.5cmから24.5cmあたりの展開は豊富でも、その両端にあたる小さいサイズ・大きいサイズは、最初からラインナップに存在しないというブランドが大半を占めます。「自分のサイズがない」のは、市場が意図的に、効率的を重視してそこを埋めてこなかったからです。
キッドには、「私のサイズがどこにもない」という経験を持つ方が全国から訪ねてきます。
「ここに来るまで、まともに靴を選べたことがなかった」という声は、決して珍しくありません。わざわざ上京して、定期的に靴を購入しに来てくださる常連のお客様もいらっしゃいます。
イレギュラーサイズの靴が市場に少ない理由は、製造効率の観点からレギュラーサイズ以外が切り捨てられてきたからです。
「ある」と思っても、本当に合うとは限らない
オンラインや量販店でイレギュラーサイズが見つかったとしても、それが本当に「合う靴」であるとは限りません。
「21cmもありますよ」と表記されていても、実際はレギュラーサイズの木型を流用して長さ(足長)だけを調整したものであることがあります。足幅(ワイズ)の設計はそのまま、甲の高さもそのまま、かかとのカップもそのまま──ただ全体を小さく圧縮しただけ、というような靴が存在します。
〜27cmの大きいサイズの方も同様です。長さは合っていても、足幅(ワイズ)が広い足や狭い足対応できていなかったり、それぞれの足の特徴にマッチしないということも少なくありません。
こうした靴を履き続けると、サイズは合っているのになぜか痛い、なぜか疲れる、という状態が続きます。 合う靴に出会う機会そのものが少ないため、「これくらいが普通なのかな」と思ってしまう方も多い。私たちは、そんな方にこそ、「本当に合う靴」をご体感いただきたいと思っています。
イレギュラーサイズの靴がラインナップされていても、木型の設計がそのサイズに最適化されていないことが多く、長さだけ合っていて機能的には不十分な靴も存在します。
靴を「選べない」が、身体と心に与える影響
足・姿勢への影響
合わない靴を長年履き続けることは、足の骨格や姿勢に対して、じわじわと負荷をかけ続けます。
足幅(ワイズ)が合っていない靴での圧迫は、外反母趾・内反小趾・タコ・魚の目といったトラブルの遠因になります。かかとが安定しない靴での歩行は、足首・ひざ・股関節・骨盤へと歪みを連鎖させます。
「選択肢がないから、合わない靴を履くしかなかった」という長年の積み重ねが、足と身体に知らず知らずのうちに負担をかけていることがあります。
心理・体験への影響
「靴を選ぶ楽しさ」が分からない、という女性がいます。
靴売り場に行くこと自体が、がっかりする体験になってしまっている方もいます。「どうせ自分のサイズはない」と最初から諦めて、妥協で靴を選んできた方もいます。好きなデザインを履くという体験が、そもそも選択肢に入らなかった方もいます。
合う靴に出会う機会が少ないため、本当に合っているフィット感がどんなものかも、よくわからないという方。「これくらいの履き心地が普通だと思っていたら、違った」という発見が、キッドへの来店で初めてご体感いただける方も多いのです。
キッドを訪れたお客様からは、こんな声をいただいています。
「はじめて、自分のサイズでこんなに品揃えがあるお店に出会えました!」
「小さいサイズで、かつ幅狭の靴をようやく見つけました。」
「これまでの靴屋では、サイズがあってもカラバリは品切れが多かった。デザインも選べて嬉しい。」
靴売り場で当たり前のように体験できるはずの「選ぶ喜び」。嬉しい瞬間にたち合うたびに、「サイズがない」という問題の根深さを改めて感じます。
合わない靴を履き続けることは、外反母趾などの足トラブルや姿勢の悪化を引き起こすだけでなく、正しいフィット感や、靴を選ぶ楽しさやまで奪います。
「すべての足に」という言葉の重さ
キッドは「おしゃれと健康を、すべての足に。」と掲げています。
21cmも、27cmも、「すべて」の中に入っています。
60年以上にわたって婦人靴と向き合ってきた中で、キッドが積み上げてきた強みのひとつが、イレギュラーサイズの品揃えです。国内最大級の展開を誇るイレギュラーサイズのラインナップは、「そこに需要があるから」だけでなく、「そこに届けなければ意味がない」という思いから続けてきたものです。
サイズが合う靴を履くことは、特別な贅沢ではありません。すべての女性に当然味わっていただきたい体験です。
「自分サイズがあるので、定期的にリピートしています。」
このような言葉を聞くと、靴屋をやっていて良かった、と思います。
はじめて「選ぶ」という体験をしてほしい
イレギュラーサイズの方にこそ、一度専門家に足を診てもらうことをおすすめしたい理由があります。
合う靴に出会う機会が少なかった方は、「自分の足型を正確に知らない」という状態にあることが多いのです。妥協した靴を長年履いてきた結果、足の骨格が変化していることもあります。
だからこそ、まず足のサイズや特徴をきちんと計測することが大切です。
足長・足幅(ワイズ)・甲の高さ・かかとの形──これらを正確に把握してはじめて、「自分に本当に合う靴の条件」が見えてきます。
そしてその条件をもとに、デザインも機能も妥協しない靴を選ぶ体験を、ぜひしてみてほしいのです。「選べない」ではなく、「選ぶ」という経験が、靴との関係を根本から変えます。
キッドでは、イレギュラーサイズにも精通したシューカウンセラーが、足の計測から靴選びまでを丁寧にサポートしています。
イレギュラーサイズの方は、長年の妥協が足型の変化を招いていることもあります。正確な足型計測から始め、デザインも機能も諦めない靴選びの体験を、専門家とともに。
小さい足の方も、大きい足の方も、おしゃれと健康を諦めないでください。それを届けることが、キッドが60年以上大切に続けてきたことのひとつです。
「選べない」が当たり前だった日常を、「選べる」に変えることができます。その一歩は、思っているよりずっと近くにあります。
よくあるご質問
Q. 21cmや27cmのサイズでも、デザインのよい靴はありますか?
キッドのECサイト(小さいサイズ・大きいサイズ専門)では、イレギュラーサイズに特化した品揃えを展開しています。「機能は最低限で、数値上のサイズ(長さ)だけ合っている」ような靴ではなく、サイズ展開と品質を両立したモデルを揃えています。まずはラインナップをご覧ください。
Q. 長年合わない靴を履いてきましたが、今からでも改善できますか?
足の状態は、靴を変えることで改善に向かうことがあります。まずは現在の足型を正確に計測し、どのような状態になっているかを専門家に診てもらうことが出発点です。長年の妥協の積み重ねがあるほど、「ちゃんと合う靴」に出会ったときの変化を感じていただけることが多いです。
▶︎婦人靴専門店オンラインショップで、各種サイズ・形状を取り揃えています。
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